33歳★女の短期婚活

33歳女性、婚活始めました。

#6 初婚活パーティで出逢った主食がフライドチキンなITエンジニア君(PartyParty)

職業:ITエンジニア
年齢:36歳
身長:175㎝
年収:600~800万円

 

婚活友達に「絶対1回行ってみた方がイイよ!」と勧められて足を踏み入れた初婚活パーティ。そこで待ち受けていたのは、膨大な短期記憶を必要とする、腸合理的な出会いでした。

 

イケメンが受付!この後出てくるのはおそらく真逆の…

PartyPartyという婚活パーティ。受付は、若いイケメン。いやいやいや…これから出会う男たちがかすんで見えちゃうだろ~と突っ込みたくなりました。

 

イケメンに連れられて、個室に座ります。有名な回転ずし形式の半個室タイプ。女性が座っていて、そこに男性が1人ずつクルクルとまわるというものです。イケメンがお茶を持ってきてくれた。イケメンがタッチパッドを持ってきてくれた。イケメンが…。もうね、イケメンばっかり見てるから、これから来るお客様(婚活相手)がかすんで見えることは間違いありません。

 

パーティスタート。ネックは…

私が参加したときは、12対12だったので、1人3分くらい、とにかく12回同じ話をします。最初は良かったんです。

 

「お仕事何されてるんですか?」

「趣味は?」

「休みの日は何してるんですか?」

 

このコンボ、5回目から飽きてきて、

 

「仕事は**で、趣味は**で、休みの日は**してます」

 

って、自己申告し始めました。だって、本当に同じことばっかり聞かれるんですよ。そして、相手の趣味を見ると「読書」「音楽」「映画」がテンプレ。映画好きっていう人に

 

「どんな映画が好きなんですか?」

 

って聞いたら、

 

「スパーダーマンです!」

 

と、胸を張って答えられた。

 

いいんですよ。スパイダーマン好きでも。でも、でも、でも。趣味っていうからには、もうひとひねり、欲しくないですか?私がわがままなんでしょうか。スパイダーマンから、いったいどう話を広げろと?しかも最新作しか見てない!え、うそ。趣味って一体何。。私の周りは趣味じゃなくてオタクなの?映画オタクなの!?せめて、そうせめて、会話が膨らむサムシングを…。

 

そんな12回の出会い。最初は一生懸命色々覚えようとしてましたが、途中から、会話も顔も全く覚えられず。

 

その中で、背が高いエンジニアということで、唯一覚えられたエンジニア君に投票(?)しました。話したことも覚えてないんですが…。顔が好みだったってことで。

 

会場を出て、道端で予定を決める

無事、エンジニア君とマッチングすると、会場から男性が先に出て行ってしまいました。どうやら、いったん外に出てマッチした人は女性を出待ちするらしい。すごいシステムだな。。

 

外に出ると、いた!多分あの人!!(←多分ってくらいしか顔もうる覚え

 

こっちを見ているが、向こうもきっと記憶が定かじゃないだろうから、近づいてみる。

 

「ありがとうございます。良かったら夕食、軽く食べませんか?」

 

というお誘いに、断る理由もなく。

 

おそらくですが、あの回転ずしお見合いの中で、誰と何を話したかなんて覚えられてる人いないんじゃないでしょうか。なんとなくの第一印象だけでマッチして、ここからがスタートラインな気がする。

 

肉が食べたいというので、近くの熟成肉のお店へ。そこで何で婚活始めたかなどなど、彼の情報をまたゼロから聞きます。お互い何を話したか、聞いたかわかんないから、本当にゼロベース。

 

彼は、ITエンジニアで、背が高くて色白。すっきりした顔立ちで、黙っていたらそこそこ持てるんじゃないかな。しゃべると、独特なオタク感がにじみ出ますが。いろんなところに出向していて、会社に対して結構不満があって、それを私にストレートに言う。そして、彼はPCオタクだった。

 

オタク、すきなんですよ。

 

ただ、陰すぎて。休みの日は日の光を浴びないで、ひたすらパソコンに向かってコードみてにやにやしてるとか、ちょっと…。と思いましたが、1時間くらいでお別れしたので、彼の人となりをもっと知りたくて、2回目デートを承諾しました。

 

2回目のデートでわかった圧倒的な食への興味の違い

次のデートは彼が指定した池袋。なぜかそこの居酒屋!?なぜ池袋!?という疑問は置いておいて。

 

「米、食べるの久しぶりだな~」

 

「え、いつもは何食べてるの?」

 

「コンビニかな。チキン?」

 

彼は、根っからのジャンクフード好きで、毎日コンビニフライドチキンを大量に食べていたんです。しかも好んで。フランクフルトやアメリカンドックもね。自炊なんてほぼしたことがない、だから米も食べない、と。。。

 

茶色い揚げ物ばっかり食べて、よくそんなスタイルでいられるなぁ。と思いつつ、私は「この人とは一緒にいられないな」と思いました。食へのこだわりが違いすぎるんです。それは毎日3回のことで、大きなストレスになりそう。だって、「夜ご飯、セブンのフライドチキンがいいな」とか言われたら、「はぁ!?」ってなりそう。

 

彼の価値観は、彼のもの。私は彼のその価値観には1ミリだって共感できないのです。婚活として、これは絶対なしだから、ここで私の彼への期待はゼロになり、そこからはオカンかってくらい、食にダメ出ししました(笑)。

 

中学生でとまっている価値観

学生時代って、デートでスポッチャとか行ってましたよね?帰り、駅に向かおうとする私に「スポッチャいかない?」っていう彼。中学生かなと思いましたよ。きっとそこで止まっているんだな!大人だから、バーとかに誘った方がイイよ。無難に。と心の中でダメ出しして、「今日はいいや」と帰りました。

 

婚活パーティって、いろんな人といっぺんに出逢えるけど、深く知れないから、本当にくじみたいなもので、アタリを引くかどうかは運次第な気がする。顔や年収だけなら、データでわかるから、スペック重視ならいいかもですが、私には向いていませんでした。そして、相手に選ばれるかどうか分からないストレス、結構高めなので、ハートが強くないと心折れると思います!気を付けて!!