#4 真面目そうな見た目と裏腹な肉食君(Pairs)
職業:新聞記者
年齢:36歳
身長:175㎝
年収:600~800万円
真面目そうな見た目、好みなんです。36歳って若く見える人と、おじさんが始まってる人がいると思うんですが、彼は前者で肌もピカピカ。
私、ここまできて気が付いたんですが、肌がきれいな人が好きみたいです。つるつるの肌を見ると、途端に好感度が上がる!
そんな私のツボをくすぐってくれた記者君とは、2週間くらいやり取りをした後、サクッと焼き鳥を食べに行きました。さすが新聞記者!リサーチもサクッと、美味しそうでJUNの家の近所のお店を探してくれて、誘い慣れてるのか仕事で手配慣れてるのか。こういうエスコート力、ありがたいです。
待ち合わせに遅れるもとても感じが良い
さて、今回の待ち合わせですが、なんと…30分も遅刻してしました!!待ち合わせの時間、間違えていた。家の近所で待ち合わせ、ということもあって、気が付いていた時には時すでに遅し。ダッシュで行きましたが、大変お待たせしてしまう結果になってしまったんです。ほんと、ごめんなさい。
お店を予約してくれていたので、料理を食べながら待ってくれていた記者さん。「あ、時間間違ってるかな~って思ってました~」と嫌な顔も見せずに、ニコニコ。。ほんとにほんとに、ごめんなさい!!と謝り倒したあとは、気を取り直して楽しく会話しました。
今までの男性と違うなって感じたところがひとつ。とっても聞き上手なんです。さすが新聞記者!今までって、自分の自慢話をたっぷりされる方が多かったんですが、記者さんは私がLINEでやり取りした仕事や過去の恋愛のことを覚えていて、それを色々聞いてくれました。ちゃんとやりとりを覚えてくれているんだな~ってちょっと感動。
ごはんも、メニューみて、これ気になるねって話してると、さらっと注文してくれて…。大人だな~と感心していました。
二軒目もスマートだった
おなかいっぱいたべて、まだ20時。もうお会計っていうから、やっぱり遅刻したの怒ってるのかなぁと思って店を出たら、「コーヒーでもどうですか?」って。良かった…。
来る途中に見つけたという喫茶店にいくと、夜はバーになっていて、まあいっかと入ったんですが、そこが妙にムードがいい(笑)。結構暗くてテーブル小さめで、お酒を飲むと相手との距離が近くなるんです。ふと、目の前の彼を見ると、見つめられて。
ドキドキ…
「目、本当に大きくてきれいですね」」
これが大人なのかー!
耐えられず、ふっとそらしてしまいました。
この人、真面目そうに見えて、意外と慣れてる…?
物腰柔らかで丁寧な言葉遣いと甘いささやきが、そう感じさせます。
まあ、それはどっちでもいいことです。遊び慣れていても、これからもそうじゃないならそれでいいんです。たぶん。
1杯だけ飲んで、私がかなり酔ってしまったので、帰ることに。お店が2階にあったんですが、ふらつく私の足元を心配するように手を差し出してきて…。
自然に手を取ったら、そのままぎゅっと握られて、駅まで手をつないで歩きました。
ちなみに、こいうときって、ガードが堅いとかどうとか考えちゃうもんですが、私は自分の気持ちに正直になることにしています。この人に嫌な感じもなかったし、むしろ好感を持っていて、手を振りほどく理由もない。肌に触れて「あ、好き」かもって思うこと、あるじゃないですか?自分の気持ちを確かめるように、流されることって時には必要かな~と思います。
家まで送る…その後は?
そうすると、彼が「家の近くまで送るよ」って。
いや、それはないな、と思いながらも、もう少し話したい気持ちだったから、手をつないだまま20分くらい、うちの近くまで散歩しました。
手をつないだまま、彼はさっきと変わらない丁寧な口調で仕事や家族の話をしていて、誠実そうだな~という印象と、この肉食な行動のギャップに久々に戸惑うMiu。近所の交差点につくと、
「もう少し一緒にいたい」
という彼の言葉に、一瞬フリーズ。こ、この人、見かけによらず…
そこは、冷静に「今日は帰るね」と言うと、すんなり「分かった。今日は本当にありがとう」と言って手を放した後、横断歩道を渡ろうとして、くるっと振り返って…
「ハグしていい?」って、
言い終わる前にハグされた!!!!
真面目な顔して積極的~!!いい意味でのギャップですが、嫌じゃなかったから、態度に出てたんだと思うけど、さすがに戸惑って彼の顔を見られませんでした。
いいなと思ったけど、思ったけど、展開早すぎて…!
トキメキの向こう側
さて、そんな少女漫画的なトキメキ展開の後。いったいどうなるのかなと期待していたら、お礼メールの後、
華麗にスルーされたぁぁぁぁぁぁ。
本当に意味わかんないんですが、全く心当たりないんですが、音信不通に。じわじわ怒りがこみ上げてきました。もてあそばれた感が…。よかった、もう少し一緒にいなくて。
人の言葉なんて、信頼できないな~としばらく男性不振になりそう。気がないなら、スパっと態度に出せー!やりたいだけなら、正直にそういって。そういう気分だったらやるからさ。むしろ、もう一押しなんだから、世界観守って口説き続けてくれ。
そんなことを学んだ、三十路の夏でした。